共晶はんだとは

学生の頃は、はんだの種類など全く気にしていなかった。ただ付けばいいと…。

ただ社会人になってから「共晶はんだ」と「鉛フリーはんだ」を使い分けるようになった。というか、使い分けないと大変なことになる。

 

共晶はんだは鉛とすずの合金でできている。それに対して鉛フリーはんだは鉛が入っていない。人体に有害とされている鉛を含まない製品が世の中的に推奨されているからだ。鉛フリーはんだはその名称からどういうものかすぐにわかるが、共晶はんだってなんだろう?とずっと疑問であった。先日図書館から借りてきた本にはこう書いてある。

 

「2つの金属を混ぜ合わせたものを合金と言う。2つの金属はそれぞれ融点が異なる。混ぜ合わせの比率によって合金の融点が異なるが、その融点が最小となる合金のことを共晶合金と言う。共晶はんだは錫と鉛を、融点が最小になるよう合金化したものである。共晶はんだは鉛6、錫4の割合で配合されている。」

 

なるほどよくわかりました。

これで誰かに聞かれても答えられる。