はんだについて

昨日に引き続き、はんだについて書く。


はんだと言うと、中学生以来触ったこともないという人もいるだろう。自分は工科系の大学を卒業し、メーカーに就職。あまり深くは学んでこなかったものの、薄く長く付き合っている。仕事上でも要所要所で出てくるものの、はんだのこととなるといつも場当たり的に解決し深くは関わらないようにしてきた。


しかし最近になって、はんだに関連する仕事をやるようになってきた。


うちの会社は配電盤製造メーカーで、装置の中には基盤が組み込まれている。基盤の実装LINEの面倒も自分の部署が見ている。周りの諸先輩方は基盤のプロたちで、その人たちに任せていればほぼほぼ滞りなく仕事が進む。しかし最近の新製品開発のプロジェクトの中で自分も基盤に関する仕事を抱えるようになった。


基盤の生産LINEは装置産業の色が強いが、それぞれの工程を深く理解していないと生産技術的な仕事は務まらない。